エッセイ
やる気を失わせるか?主体性が育つか?かかわり方で自由自在

やる気を失わせるか?主体性が育つか?かかわり方で自由自在

「主体的に」「自ら」「積極的に」
行動してほしいという言葉を口にしたことありませんか?

経営者や上司、親御さんの話の中に、だいたい最低でも1回はでてきます。

これ、まともに聞いていると落とし穴があります。
表現されていない本音「私が思うとおりに」という真意がかくれています。
そう、自分が思うイメージ通りに動いてほしいんです。

私も昔は、相手に対する不満、環境に対する憤りがたくさんありましたよ。そのたびに、「あーまた、勝手な期待が発動していたな」と反省できるようになりました。

相手を意のままにコントロールしようとしても思い通りにはいきません。
でもね、相手の行動を促すことをあれこれ試してみることはできます。成功するかどうは、お互いの努力次第です。

関わり方も色々ありますが、まずはNGパターンです。

buran
buran

自分が何をやりたいのか?わからないわん。
もう疲れちゃうわん。

なんてことを言われてしまう
外発的動機づけによって、相手に関わるやり方です。
「褒める」「報酬を与える」「評価する」
行動したあとに、欲求が刺激されるご褒美を与えるかかわりですね。よくあるパターンです。このパターンを積み重ねるとご褒美がないと動かない人が出来上がります。あるいは、かかわる人がいなと動かないとか「ご褒美もっとほしい!」っておねだりしてきますね。

研究結果で、自発的に動いた行動に対して、報酬を与え続けたら自発性が失われてしまったという結果も出ています。アメとムチは長い目でみると人の本来の成長欲求を奪ってしまうって怖いなぁ。でも、私たちの多く成長過程の関わりで一番多く経験してきてるのがこのパターンです。

時折、家族連れの親御さんのお子さんへの声がけが聞こえてきます。
「〇〇やらないとあげないわよ」(脅し)
「それやったら、●●をさせてあげる」(脅し)
「ちゃんとやらないとだめじゃない」(否定)
「ちゃんとできた?」(親の視点の良い悪いという評価)

親子関係のみならず、上司部下関係でもたくさん見受けられます。やる気のないロボットのように育てたい場合は、おおいにアメとムチのご褒美パターンでかかわってみてください。

Suzuatsu
Suzuatsu

次は、主体性を育てるパターンです

これは、はっきりいって根気が必要です。(せっかちな性格だとチョット試練かもしれない)

結果よりもまずは、相手に関心を持つ必要があります。
どんなことが好きなのか?
どんなことに関心があるのか?
キーワードは、「好奇心」「探求心」「向上心」です。

これは、日々の経験を言語化し、内面の感覚を何度も言葉にしてながら気づいていけることでもあります。すぐに、気づけるものでもないし、気づいて、そこに集中したからといって、ずーっと持続するかは、また別物です。

それでも、自分が何を「楽しい」「面白い」と思えるのかは、日常から自分で観察していくしかないんですよね。

関わり方は、「傾聴」と「質問」です。

よく話を聞いてあげる
本人が色んな事に気づけるように質問してあげる

まずは、気づけたところまでを一緒に進んでいく。
人の成長は、ゆっくりゆっくり。
じーーーーーーっくりと。
過ぎてみるとすごい成長をしていたってことも起きますよ。

「私が思う通りに」という内容は、コチラのイメージとしてリクエストすることは、可能です。相手もうそうしたいと本心で、思ってたら行動する努力をするでしょう。でも「OK」といっても行動が伴わない場合は、再度話し合う必要があります。
「あなたは、どうしたいのか?」聞いてあげてください。

すぐには、答えられないかもしれない。
言葉にしていくプロセスを手伝ってあげましょう。

内側から発動する「内発的動機」をいかに育んでいけるかが、
主体性を引き出すかかわりかたです。

本人がやりたいことで夢中になって没頭してしまう。
その状態が、自分で作れるようになったら最強ですよね。






コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です